2016年09月16日

ベトナムで開始された自己検査の取り組み

 朝夕はずいぶん涼しくなりましたね。先日、ニュースでベトナムでのHIVに対する取り組みが取り上げられていました。発展途上国のエイズ問題への取り組みとして興味深いものでしたので紹介したいと思います。

 

“ベトナムで初めてとなる「HIV自己検査」の開始式典が8月26日、ホーチミン市で開催された。試行期間中は、HIV自己検査キットが無料で配布される。このキットで唾液または指先の血液を自分で検査すれば、20分後に結果を知ることができる。ヘルシーマーケット(Healthy Market)プロジェクトの一環で、米国国際開発庁(USAID)と国際的非営利組織PATHが、ベトナムの保健省と共にホーチミン市とハノイ市で試験的に実施する。

在ベトナム米国大使館の テッド・オシウス大使は、「HIVに感染するリスクのある人は誰でも、プライバシーを守りながら容易かつ安全に検査することができる」と強調した。ヘルシーマーケットのビー・ゴック・バオ医師は「試行は5月末から始まっており、これまでに377人がHIV自己検査に参加し、7%の人に陽性反応が出た。彼らは全員治療を受けている」と明らかにした。”

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VIETJO [ベトジョー] 2016/08/31 16:39 JST配信

http://www.viet-jo.com/news/social/160830080729.html

 

 このような取り組みが先進国の援助で実施され、HIVの早期発見・治療につながっているのは素敵だと思いました。無料のHIV検査は、日本でも保健所等で匿名で受けることができます。今回のニュースをきっかけに調べてみると、大阪では各地区の保健所・保健センターやchotCASTなんばで実施されていました。梅毒・クラミジアなどのSTD検査を同時に実施していたり、即日検査や夜間検査を実施する保健所等も増えてきているそうです。大阪医療センターの近くにある大阪市中央区保健センターでも、第1金曜日に即日検査が実施できるようになっていました。実施されている曜日・時間や同時に検査できるSTDを確認して、私自身も検査に行ってみたいと思います。

エイズ看護プロジェクト 中本 弘香