大阪医療センター

院内講演会開催

2016.09.30

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 9月30日(金)世界血友病連盟前会長のマーク・スキナー氏をお迎えして、院内講演会『Unlocking the potential of Patient Reported Outcomes to Determine Value and Inform Healthcare Decisions;「PRO(患者報告アウトカム)による患者主導型個別化医療の可能性」』を開催いたしました。

 

 途上国や先進国の抱える問題点など広い分野の医療者に共通する大変興味深いお話をお聞きすることができました。

ベトナムで開始された自己検査の取り組み

2016.09.16

 朝夕はずいぶん涼しくなりましたね。先日、ニュースでベトナムでのHIVに対する取り組みが取り上げられていました。発展途上国のエイズ問題への取り組みとして興味深いものでしたので紹介したいと思います。

 

“ベトナムで初めてとなる「HIV自己検査」の開始式典が8月26日、ホーチミン市で開催された。試行期間中は、HIV自己検査キットが無料で配布される。このキットで唾液または指先の血液を自分で検査すれば、20分後に結果を知ることができる。ヘルシーマーケット(Healthy Market)プロジェクトの一環で、米国国際開発庁(USAID)と国際的非営利組織PATHが、ベトナムの保健省と共にホーチミン市とハノイ市で試験的に実施する。

在ベトナム米国大使館の テッド・オシウス大使は、「HIVに感染するリスクのある人は誰でも、プライバシーを守りながら容易かつ安全に検査することができる」と強調した。ヘルシーマーケットのビー・ゴック・バオ医師は「試行は5月末から始まっており、これまでに377人がHIV自己検査に参加し、7%の人に陽性反応が出た。彼らは全員治療を受けている」と明らかにした。”

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VIETJO [ベトジョー] 2016/08/31 16:39 JST配信

http://www.viet-jo.com/news/social/160830080729.html

 

 このような取り組みが先進国の援助で実施され、HIVの早期発見・治療につながっているのは素敵だと思いました。無料のHIV検査は、日本でも保健所等で匿名で受けることができます。今回のニュースをきっかけに調べてみると、大阪では各地区の保健所・保健センターやchotCASTなんばで実施されていました。梅毒・クラミジアなどのSTD検査を同時に実施していたり、即日検査や夜間検査を実施する保健所等も増えてきているそうです。大阪医療センターの近くにある大阪市中央区保健センターでも、第1金曜日に即日検査が実施できるようになっていました。実施されている曜日・時間や同時に検査できるSTDを確認して、私自身も検査に行ってみたいと思います。

エイズ看護プロジェクト 中本 弘香

HIV/AIDS看護師研修(初心者コース)開催

2016.09.08

 7/26 7/27に、HIV/AIDS看護師研修(初心者コース)の研修が当院にて行われました。近畿圏の病院から多数の看護師が参加されました。参加者は専門病棟・外来の方が主でしたが、HIV/AIDS専門病棟外で勤務されている方も多数おられ、中には助産師の方や管理的役割の方など、参加者層も幅広いものでした。

 研修プログラムとしては、HIV/HIDSの疾患の基礎、服薬指導・支援について、看護支援(外来・病棟)、性の多様性といった内容が織り込まれていました。また、MSWや薬剤師・医師.HIVコーディネーター看護師を交えて、事例検討やチーム医療についてのグループディスカッションもあり、実際の経験談も伺うこともでき、具体的で充実した研修となりました。

 私自身は、HIV/AIDS看護プロジェクトメンバーとして、研修のアシスタントをさせていただきました。研修の時の参加者の真剣なまなざしと、質疑応答時の活き活きした顔が印象的でした。アンケートでこの研修の感想等を伺った結果、「拠点病院での実際を知れて良かった、今後に活用したい」、「ディスカッションンを通じて、患者様の気持ちや各段階での看護に携わる気持ちを知れた」、「再認識する場となれて良かった」、「次回も参加したい」、と言った言葉を頂きました。私自身もまだまだ勉強することが多いのですが、その言葉を拝見して今回の研修に少しでも携わる事ができたことを嬉しく思いました。

 とても充実した研修ですので、まだ院内で参加されていない方にも、良い機会なのでぜひ参加してみては?!と声をかけていきたいと思っています。

  HIV/AIDS看護プロジェクトメンバー 手術室 田中美智子

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HIV検査普及週間

2016.07.01

 私は大阪医療センターに入職して3年目の看護師で、今年度よりHIVプロジェクト活動に参加しています。今年度の私の目標は、病棟看護師に勉強会を通して、HIVの基礎的な知識をつけてもらうとともに、その人のセクシュアリティや社会背景を踏まえて、治療継続に向けて入院中より関わることができるようになってもらうことです。そのためにはHIVの病態・治療法、それ以上にその人自身のことを知り、治療継続のためにどのようなサポートが必要なのかを一緒に考えていくことが大切であると感じています。私自身まだまだ未熟なので、先輩看護師の力を借りながら良い看護ができるように努力していきます。

 病院全体に向けた活動としては、6/1~6/7のHIV検査普及週間中、院内の掲示板にHIV検査普及週間に関する掲示を行いました。今年は、大阪青少年エイズ対策事業のキャラクターである「アイやん」と「なうっち」に、自己紹介とともに掲示板のアピールをしてもらったり、伝えたい要点を3枚のスライドにまとめてわかりやすく、内容が伝わるよう工夫しました。患者さまやその家族の方たち、また病院で働くスタッフの皆さんにも見ていただき、「こんなの作れるなんてすごいね」や「HIVって検査でわかるんやね」などたくさん声をかけていただきました。また掲示板の前には検査を受けられる場所の案内や、HIVのパンフレットなどを置かせていただきました。多くの人が興味深そうに眺めていたり、パンフレットを持って帰る方もおられました。これを機会にHIVについて正しい知識が広まり、HIV検査を受けてみようと思った人が一人でも多く、実際に行動してもらえたら嬉しいです。今後もHIVについてわかりやすい情報発信ができるよう頑張りたいです。

エイズ看護プロジェクト
池添 結

HIV普及週間

情報発信グループの活動を通して

2016.02.05

 私は今回初めてエイズ看護プロジェクトメンバーとして、情報発信グループで活動をしました。HIV/AIDSの知識普及や予防啓発のために7月の検査普及週間や12月の世界エイズデーには1階の展示スペースで少しでもわかりやすく、興味を持ってもらえるように工夫をこらして展示を行いました。また、病棟看護師に向けて勉強会を実施し、知識確認のテストを行ったり、各病棟には少しでも興味を持ってもらえるように工夫したレッドリボンニュースを発行したりしました。スタッフからは「勉強会で今まで曖昧だったことがわかるようになった。」や、「展示はかわいかった。」などの声をもらい大変嬉しかったです。

 しかし、同時に知識普及の難しさも感じました。勉強会前後で知識の確認テストを実施しましたが、勉強会後は正解率の上昇がみられるものの強調して説明したものについても全員が認識するには到底及ばない現状がありました。

 本年の活動を通して、情報を発信して相手に受け止めてもらうことの難しさを学んだので、このことを次年度にも活かしてどのようにすればより良い知識の普及につながるかを考えながら活動していきたいと思います。

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エイズ看護プロジェクト  情報発信グループ  今中良子

12月1日 世界エイズデー

2015.12.17

 12月1日は世界エイズデーでした。世界中でHIV/エイズに対する啓発活動が行われました。
今年のテーマは AIDS IS NOT OVER ~だから、ここから~ であり、大阪では、“大阪エイズウィークス2015”など多数のイベントや積極的な検査への啓蒙活動も行われていました。

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 当院でも1階ロビーの薬局横の掲示板にも世界エイズデーに関する事の掲示を行いました。
少しでも多くの方にHIV/AIDSの正しい知識や情報を知っていただきたい思いで作成しました。HIV/AIDSの知識の掲示や、大阪でのイベント案内や検査開場の案内パンフレット、各団体のパンフレットやコンドーム等、ご自由に取って下さるように設置しました。季節柄クリスマスも近く、掲示のイラストにもクリスマスツリーを加えました。HIV/AIDSに関する事をご理解いただいた方には、このクリスマスツリーにレッドリボンの飾りを貼っていただくようにしました。
 掲示し始めは、どのぐらいのレッドリボンがツリーに飾られるのかどきどきしていましたが、掲示終了頃には、ツリーの緑が隠れるくらいレッドリボンが飾られたクリスマスツリーとなり、そのツリーに寄せられた理解や協力を目で見て実感することができ、あたたかい気持ちになりました。どんな些細なことでも理解や協力は愛があるからできることなのだと思うので、この素敵なツリーをいつまでも眺めていたい気持ちになりました。
 私は手術室に勤務しておりプロジェクトメンバーとして活動しています。専門病棟や関連病棟のスタッフの知識の豊富さに初めはびっくりしたのを覚えています。プロジェクトに参加するようになって、プロジェクト活動を通じてやHIV/AIDS看護関連のセミナーに参加して学んだことを病棟スタッフとも共有し、病棟全体がレベルアップできるように関わっています。そして患者様一人ひとりが安心して手術を受けられるように準備を行うことや、その方にあった最善の看護が行えるよう考えプランを立て関わることに努めています。これからも最善を尽くし愛のある関わりに努めていきたいと思っています。

エイズ看護プロジェクト  情報発信グループ  田中美智子

院内でのリンクナースの取り組み

2015.11.27

 みなさま朝晩は冷え込むようになってきましたが体調は崩していませんでしょうか?

私はHIV/AIDSの専門病棟で毎日様々な患者さんと関わっています。HIV/AIDSと診断・告知を受けたくさんの患者さんはAIDSとはどんな病気なのか、今後どのように治療していくのか様々な不安・疑問を抱えています。そんな不安・疑問が少しでも軽減できるように入院中から病気・治療について基本的な部分を説明しています。

また、今年度から初めてエイズ看護プロジェクトに参加し、プロジェクトの中でも院内研修を担当しています。今回は院内研修グループの活動について紹介したいと思います。

活動目標として、1)エイズ看護プロジェクトリンクナースがブロック拠点病院の役割を理解し、HIV感染症の基礎知識を身につけ、院内看護師の教育ができる 2)HIV患者の入院時にHIV/AIDS疾患別標準看護計画を立案することができる、をあげています。

ブロック拠点病院として看護師が同じ知識を習得できるよう、リンクナース会で病棟勉強会のデモンストレーションを行ったのちに、同じ資料を用いて院内の全看護師に勉強会を実施しました。6月には医師より「HIV基礎知識」、コーディネーター看護師より「HIV陽性患者について知ろう」についての講義の企画・運営を行いました。今後、11・12月には医師から「ニューモシスチス肺炎、結核、血友病、性感染症、HIV脳症、サイトメガロウイルス」についての勉強会も予定しています。また、各病棟でHIV/AIDS看護の標準看護計画や看護基準が使用できているか今後ラウンドも計画しているところです。

 

ブログ

 

医療者から患者さんへ説明をしているだけでなく、私も患者さんと関わる中でたくさんの事を学ぶことがたくさんあります。昨年は当院で行っているHIV/AIDS看護師研修初心者コースに参加し、今年度は応用コースにも参加しました。今後も研修や勉強会に参加し知識を身につけ、よりよい看護が提供できるよう、また病院全看護師がHIV/AIDSの知識が習得できるように活動を行って行きたいと思います。

 

文責:エイズ看護プロジェクト

福山絵理

HIV/AIDS訪問看護師研修

2015.08.01

 私は、当センターでエイズ看護プロジェクトのメンバーとして活動しています。また勤務している消化器内科病棟では、肝炎やHIV感染症を既往にもつ患者の入院が多くあります。そのため、病棟看護師が同じレベルの知識を持ち、看護を実施できるようにする必要があると感じています。

 先日7月18日、大阪医療センター主催のHIV/AIDS訪問看護師研修を開催しました。台風の影響もあり今回は、京都府の訪問看護師1名と当院看護師17名の参加となりました。この研修は医師、ソーシャル・ワーカー、看護師、訪問看護師より基礎的な知識から在宅の支援状況を含め、幅広く基礎的な知識に関する内容でした。訪問看護師からは、事例を用いて受け入れ時の心情から導入時、導入後のケアの検討方法など具体的に生活をイメージしやすい講義でした。研修終了後のアンケートでは、退院後の在宅の支援状況を理解でき、今後の在宅支援のイメージをつけることができたとの意見があり、HIV看護の基本的なことから在宅看護までを理解できたとの意見が多くありました。

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 今後のHIV/AIDSに関する研修として、9月/11月にHIV/AIDS看護師研修 初心者コース/応用者コースがあります。多くのご参加お待ちしています。

 参加者の方々が、研修での学びを他のスタッフへ伝達して、HIV/AIDSの患者さんの看護の知識を深まることを願います。今後、プロジェクトメンバーの一員として、HIV/AIDSの基礎知識の普及や予防活動を行っていきたいと思います。

文責 エイズ看護プロジェクト

看護師 金子友香

看護の日のイベント2015

2015.06.01

エイズ看護プロジェクトでは、HIV/AIDSについて正しい知識と予防の取り組みとして、5月9日に大阪医療センター附属看護学校で行われた看護の日のイベントに参加してきました!

 

ブログ図1ブログ図2

 

世界や日本におけるHIV/AIDS患者の動向、疾患や治療についてパネルの展示と解説を行いました。参加者の方は、足を止めて真剣に話を聞き、質問も時折されており、HIV/AIDSに興味を持ってもらえる機会となりました。

また、今年は、性感染症が拡大していく様子について実験形式をしました。初対面の参加者同士がお互いに声をかけあいながら透明の溶液を交換(知らずに他者と性交渉をもつ)し、試薬を追加すると一見同じ透明溶液に見えても、薬液が混じっている溶液は色調が変化する実験です。結果、たくさんの参加者が色調の変化をおこしました。実際にHIV感染が拡大していく様子を体験することで、参加者からも驚きの声とわかりやすかったなどのうれしい声が聞かれました。

今後も、皆さんが興味を持ってもらえるように、情報発信していきたいと思います。

 

文責:エイズ看護プロジェクト 東 政美

「レッドリボンニュース」発刊

2015.03.04

レッドリボン1

レッドリボン2

 

 

まだまだ寒い日も続いていますが、桜が咲くのを待つばかりの季節になりました。

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

私達はあっという間に過ぎた1年を振り返り、新たな年度に移り変わる準備をしている毎日です。

 

エイズ看護プロジェクトでは、今年度もHIV/AIDSの基礎知識を身につけるために、プロジェクトメンバーが中心となり、各部署での勉強会や院内・院外の研修会を開催し、少しでも多くの方に理解して頂けるように啓発活動を実施してきました。啓発活動の中で今年度新たに取り組んだ内容として大阪医療センター附属看護学校で開催された看護の日のイベントや、院内で開催しているアドベンチャーホスピタルでHIV/AIDSに関する基礎知識として疾患や治療、感染予防について等の展示を行いました。また、病院スタッフ向けの啓発として、「レッドリボンニュース」を発刊しました。このレッドリボンニュースはHIV/AIDSに関する動向や基礎知識、コラムなど様々な情報が入手できるものになっています。

 

安心した医療や看護を提供するためにも、私達医療者が正しい知識を持つことが大切ですので日々努力をしています。今後も更に充実した活動を行っていけるように努力したいと思っていますので、是非皆さまからのご意見・ご感想など聞かせて頂けると嬉しいです。

 

 

                         エイズ看護プロジェクト副委員長

                                    苅山有香