診療の現場から

「血友病薬害被害者手帳」について

2016.08.10

 平成28年3月で、HIV訴訟の和解から20年を迎える中、血友病患者の方々で当時の血液凝固因子製剤を使用してHIVに感染し、健康被害を被った方々の多くは、医療の進歩によりエイズを発症することなく日常生活を過ごされる一方で、高齢化が進み、抗HIV薬の副作用やC型肝炎等の慢性疾患など新たな身体症状を抱えながら生活されています。

 

 これを踏まえ、厚生労働省では、HIV感染被害者の皆様が、医療、福祉及び介護など各種公的サービスを必要に応じて適切に利用できるよう、和解に基づく恒久的被害者対策や主な公的サービスなどを取りまとめた「血友病薬害被害者手帳」を作成し、配布することにしました。

 

 詳しくは、厚生労働省ホームページ(下記のリンク先)をご覧ください。http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/topics/tp160302-01.html

エイズ看護プロジェクトメンバーの紹介

2013.11.17

ブログ画像エイズ看護プロジェクトメンバーの新田さやかです。

10月から新しくメンバーに加わり、情報発信グループで活動しています。
私は血液内科、呼吸器内科、消化器内科、総合診療科の混合病棟で勤務している 3年目の看護師です。

当病棟は、HIVAIDS専門病棟ではないため、病棟スタッフも、私自身もHIV/AIDS に関する知識が不足しているのではないかと感じていました。そこで、私が病棟 で中心となってHIVの知識を深め、スタッフ全員も知識を高めて、患者様が安心 して入院生活を送っていただけるよう努めていきたいと思います。

よろしくお願いします。

エイズ看護プロジェクトメンバー 新田さやか

「あなたに知ってほしいこと」改訂のお知らせ

2012.05.09

 

厚生労働科学研究費補助金エイズ対策研究事業「HIV感染症の医療体制の整備に関する研究」斑作成の冊子<あなたに知ってほしいこと>が改訂されました。
当センターホームページの「HIV感染症基礎知識>HIV/AIDS について」

http://www.onh.go.jp/khac/knowledge/hiv_aids.html

よりダウンロードできます。
是非ご活用ください。

免疫再構築症候群 診療のポイントVer.3(改訂版)

2012.02.21

 

 

厚生労働科学研究費エイズ対策研究事業「日和見感染症の診断/治療およびそれを端緒とするHIV感染者の早期発見に関する研究」班にて、「免疫再構築症候群診療のポイント ver.3」が改訂されました。

奈良県立医科大学感染症センターのホームページ( http://www.naramed-u.ac.jp/cid/ )に掲載されています。

HAART開始後に起こり得る合併症である免疫再構築症候群について解説されており、症例も紹介されています。当センターのホームページ、HIV診療のためのリソースからもダウンロードできます。是非ご活用ください。

冷蔵保存の必要がない、「ノービア錠」が発売されました

2011.05.20

ノービアソフトカプセルを服用されている患者様に朗報です。

ノービア錠が発売され冷蔵保存する必要がなくなりました。

今まで、ノービアソフトカプセルを服用されている患者様から、「携帯できない」「旅行に行き難い」などの声をよく聞きましたが、これで解消されます。

錠剤の大きさも以前より小さくなっており、服用しやすくなりそうです。

また服用した感想を教えて下さい。

相談室に箱庭がきました

2010.09.13

新しい箱庭セットが来ました!
整理整頓+ディスプレイのプロ(?)の方のご助力を得て、
きれいに整然と並べて頂きました。見事!!!
箱庭と一緒に皆さんからのご相談をお待ちしてます。

梅毒のおはなし

2010.09.06

 

梅毒は性感染症の一つで、細菌によっておこります。一般に皮膚や粘膜の小さな傷から菌が侵入し、外陰部に赤くて硬いしこりをつくったり、全身や手のひら、足の裏などに発疹がでることがあります。症状は感染後3ヶ月までの第1期から、感染後10年以降の第4期(神経梅毒)までさまざまですが、必ずしも症状が出るとは限りません。                          

抗生物質内服による治療が可能で、血液検査(RPRやTPHAといった項目)でも感染はチェックできますが、普段からセーファーセックスに心がけましょう。

受診を中断している方へ

2010.08.04

治療の進歩によって、HIV感染症も1日1~2回の内服薬でコントロールが可能な病気となってきましたが、放置しておけば免疫力が低下し、健康を脅かす病気であることはいまも変わりありません。
しかし、せっかく当院の外来に通院していただいていた方で、予約日に来ることができず、そのまま受診されなくなってしまう方が時々おられます。ほかの病院に通院されているのならいいのですが、どこにも受診されずにいる方もいるようです。理由はそれぞれだと思いますが、もしかしたら体調がよいので必要がないと感じてしまったり、またはいちど間隔が空いてしまうとなんとなく来づらくなってしまうのかもしれません。
心配していますので、とりあえず連絡をいただけると嬉しいです。

HIV診療における外来チーム医療マニュアル 改訂第2版

2010.05.17

 

 

「HIV診療における外来チーム医療マニュアル 改訂第2版」が出来上がりました。
チームについてや、抗HIV療法をまだ開始していない患者さんへの対応などを新たに加えました。
第1版との違いを分りやすくするため、HP上で新旧対比したものをアップする予定です。
広く皆さんに活用していただき、忌憚ないご意見をいただければと思っております。

ロサンゼルス留学便り(6)

2010.03.19

みなさん、A型肝炎とB型肝炎のワクチンは打ちましたか?
B型肝炎についていうと、大阪医療センターの約3割の患者さんは、これまで一度もかかったことがありません(未感染)。A型、B型肝炎にはそれぞれワクチンがあり、標準的にはまず1か月おきに2回接種、24週おいて3回目を接種します。とくにB型肝炎は、HIV患者さんでは慢性化するリスクが高く(性感染症の一つです)、予防がとても大切です。利点だけでなく、欠点(3回で抗体ができない、自費になるなど)ももちろんありますので、詳しくはお近くのスタッフまでお問い合わせください。
ちなみにロサンゼルスは最高気温が30℃を超える日もあり、夏のようです・・・。