Archive for 2015

12月1日 世界エイズデー

2015.12.17

 12月1日は世界エイズデーでした。世界中でHIV/エイズに対する啓発活動が行われました。
今年のテーマは AIDS IS NOT OVER ~だから、ここから~ であり、大阪では、“大阪エイズウィークス2015”など多数のイベントや積極的な検査への啓蒙活動も行われていました。

1201写真

 当院でも1階ロビーの薬局横の掲示板にも世界エイズデーに関する事の掲示を行いました。
少しでも多くの方にHIV/AIDSの正しい知識や情報を知っていただきたい思いで作成しました。HIV/AIDSの知識の掲示や、大阪でのイベント案内や検査開場の案内パンフレット、各団体のパンフレットやコンドーム等、ご自由に取って下さるように設置しました。季節柄クリスマスも近く、掲示のイラストにもクリスマスツリーを加えました。HIV/AIDSに関する事をご理解いただいた方には、このクリスマスツリーにレッドリボンの飾りを貼っていただくようにしました。
 掲示し始めは、どのぐらいのレッドリボンがツリーに飾られるのかどきどきしていましたが、掲示終了頃には、ツリーの緑が隠れるくらいレッドリボンが飾られたクリスマスツリーとなり、そのツリーに寄せられた理解や協力を目で見て実感することができ、あたたかい気持ちになりました。どんな些細なことでも理解や協力は愛があるからできることなのだと思うので、この素敵なツリーをいつまでも眺めていたい気持ちになりました。
 私は手術室に勤務しておりプロジェクトメンバーとして活動しています。専門病棟や関連病棟のスタッフの知識の豊富さに初めはびっくりしたのを覚えています。プロジェクトに参加するようになって、プロジェクト活動を通じてやHIV/AIDS看護関連のセミナーに参加して学んだことを病棟スタッフとも共有し、病棟全体がレベルアップできるように関わっています。そして患者様一人ひとりが安心して手術を受けられるように準備を行うことや、その方にあった最善の看護が行えるよう考えプランを立て関わることに努めています。これからも最善を尽くし愛のある関わりに努めていきたいと思っています。

エイズ看護プロジェクト  情報発信グループ  田中美智子

院内でのリンクナースの取り組み

2015.11.27

 みなさま朝晩は冷え込むようになってきましたが体調は崩していませんでしょうか?

私はHIV/AIDSの専門病棟で毎日様々な患者さんと関わっています。HIV/AIDSと診断・告知を受けたくさんの患者さんはAIDSとはどんな病気なのか、今後どのように治療していくのか様々な不安・疑問を抱えています。そんな不安・疑問が少しでも軽減できるように入院中から病気・治療について基本的な部分を説明しています。

また、今年度から初めてエイズ看護プロジェクトに参加し、プロジェクトの中でも院内研修を担当しています。今回は院内研修グループの活動について紹介したいと思います。

活動目標として、1)エイズ看護プロジェクトリンクナースがブロック拠点病院の役割を理解し、HIV感染症の基礎知識を身につけ、院内看護師の教育ができる 2)HIV患者の入院時にHIV/AIDS疾患別標準看護計画を立案することができる、をあげています。

ブロック拠点病院として看護師が同じ知識を習得できるよう、リンクナース会で病棟勉強会のデモンストレーションを行ったのちに、同じ資料を用いて院内の全看護師に勉強会を実施しました。6月には医師より「HIV基礎知識」、コーディネーター看護師より「HIV陽性患者について知ろう」についての講義の企画・運営を行いました。今後、11・12月には医師から「ニューモシスチス肺炎、結核、血友病、性感染症、HIV脳症、サイトメガロウイルス」についての勉強会も予定しています。また、各病棟でHIV/AIDS看護の標準看護計画や看護基準が使用できているか今後ラウンドも計画しているところです。

 

ブログ

 

医療者から患者さんへ説明をしているだけでなく、私も患者さんと関わる中でたくさんの事を学ぶことがたくさんあります。昨年は当院で行っているHIV/AIDS看護師研修初心者コースに参加し、今年度は応用コースにも参加しました。今後も研修や勉強会に参加し知識を身につけ、よりよい看護が提供できるよう、また病院全看護師がHIV/AIDSの知識が習得できるように活動を行って行きたいと思います。

 

文責:エイズ看護プロジェクト

福山絵理

HIV/AIDS看護師研修(初心者コース)

2015.10.19

研修

 

 

先日9月7日・8日に、大阪医療センター主催のHIV/AIDS初心者コース研修を開催しました。この研修は、基礎的な知識を学習する機会であるとともに、日本エイズ学会認定看護師の学会指定の研修会となっています。エイズ看護の経験が少ない方やコーディネーターナースを目指す方など外部より29名と当院看護師5名の参加でした。

 

私たち、HIV/AIDS看護師研修の講義を聴講しました。講義の中でもありましたがHIV/AIDS患者は今後増加していくと考えられます。そのために、全てのスタッフが同じレベルの知識を持って看護を実施できるようにする必要があると感じました。また、HIV/AIDS患者の看護の中で、患者の言葉には様々な感情があり傾聴して患者の気持ちにより添うこと、そして今後のことを一緒に考えることの大切さを学びました。研修会終了時にアンケートでは、「HIVの基礎知識を学びその上で実際の体験談を聞くことで自分の看護を振り返ることができた」、「他職種が連携を図っておりチーム医療の大切さが理解できた」などたくさんの貴重な意見や感想をいただきました。

 

次回は11月にHIV/AIDS応用者コース研修開催を予定しています。この研修では、講義だけでなく参加者同士で患者さんとの関わり方についてのグルーブワークを行う予定です。コーディネーターナースなど実際に患者さんと関わっている医療者や講義参加者の方々が、研修での学びを他のスタッフへ伝達して、HIV/AIDSの患者さんの看護の知識を深まることを願います。

 

              文責  エイズ看護プロジェクト 院外研修グループ

9月5日はフレディー・マーキュリーの誕生日

2015.09.25

0905

 

私はHIV・AIDS看護に携わって、7年目になります。その中でHIV・AIDSの予防活動の必要性や偏見をなくしていきたいという思いを感じていました。そのため、世界でどのような活動が行われているかについて興味を持ち調べてみました。

今回は12月1日の世界エイズデー以外にも、9月に毎年世界中で行われている活動があったので紹介したいと思います。

9月5日はイギリスのロックバンドQUEENのボーカリスト故フレディー・マーキュリーの誕生日です。彼は1991年11月24日にニューモチスチス肺炎で45歳という若さで亡くなりました。

死後、QUEENで最も売れた「ボヘミアン・ラブソディ」の印税がイギリスを拠点に活動しているエイズ基金「Terrence Higgins Trust」に寄付されました。それを受けて再発売されたシングルはイギリス史上初の同一曲2度の1位を獲得しました。

今年も世界中でフレディー・マーキュリーの名を冠したエイズ撲滅チャリティーイベント「Freddie for A Day」が彼の誕生日にあわせて日本でも6ヶ所で行われました。これらはQUEENメンバーらが立ち上げたエイズ撲滅のための慈善団体「Mercury Phoenix Trust」に寄付されるそうです。

私はこの曲を初めて聴いたとき、曲調が短調からオペラ調への変化などに驚かされ、歌詞には葛藤や批判、そして死が迫り、神へ祈る。彼が何を思って書いたのかを考えさせられました。

これらのイベントを通して少しでも多くの方に、HIV・AIDSに対する正しい知識を持っていただけたらと思いました。また、私自身このようなイベントに参加したことがないため、今後参加してみたいと思います。

 

                                                                             文責:エイズ看護プロジェクト

福田 愛香

HIV/AIDS訪問看護師研修

2015.08.01

 私は、当センターでエイズ看護プロジェクトのメンバーとして活動しています。また勤務している消化器内科病棟では、肝炎やHIV感染症を既往にもつ患者の入院が多くあります。そのため、病棟看護師が同じレベルの知識を持ち、看護を実施できるようにする必要があると感じています。

 先日7月18日、大阪医療センター主催のHIV/AIDS訪問看護師研修を開催しました。台風の影響もあり今回は、京都府の訪問看護師1名と当院看護師17名の参加となりました。この研修は医師、ソーシャル・ワーカー、看護師、訪問看護師より基礎的な知識から在宅の支援状況を含め、幅広く基礎的な知識に関する内容でした。訪問看護師からは、事例を用いて受け入れ時の心情から導入時、導入後のケアの検討方法など具体的に生活をイメージしやすい講義でした。研修終了後のアンケートでは、退院後の在宅の支援状況を理解でき、今後の在宅支援のイメージをつけることができたとの意見があり、HIV看護の基本的なことから在宅看護までを理解できたとの意見が多くありました。

ブログ写真8月

 今後のHIV/AIDSに関する研修として、9月/11月にHIV/AIDS看護師研修 初心者コース/応用者コースがあります。多くのご参加お待ちしています。

 参加者の方々が、研修での学びを他のスタッフへ伝達して、HIV/AIDSの患者さんの看護の知識を深まることを願います。今後、プロジェクトメンバーの一員として、HIV/AIDSの基礎知識の普及や予防活動を行っていきたいと思います。

文責 エイズ看護プロジェクト

看護師 金子友香

「検査普及週間」

2015.07.01

エイズ看護プロジェクトでは、今年も6/1~6/7のHIV検査普及週間中、院内でHIV検査や予防啓発に関する掲示を行いました。

少しでも多くの方に立ち止まって見ていただけるよう、内容や飾りつけを工夫しました。準備中から、スタッフや患者さんに「今度は何ができるんや? 楽しみやわ。」と声をかけていただき、掲示期間中もパンフレットを持ち帰ってもらう姿を見ると嬉しい限りでした。

これを機会に1人でも多くの方がHIVに興味を持ち、予防啓発につながれば良いなと思います。

 

検査普及

 

 

文責:HIVプロジェクト 大久保なつみ

FM大阪 HIV/AIDS啓発プロジェクト「LOVE+RED」 放送のお知らせ

2015.06.09

fm osaka_logo_基本形

 

毎週、多彩なゲストをお迎えし、真面目に楽しくHIV/AIDSの理解を深めるFMOSAKAの番組、HIV/AIDS啓発プロジェクト「LOVE+RED」の放送が始まりました。HIV/AIDSの理解を深めることはもちろん、考え、行動に移すことを目指し、様々な角度から向き合い・掘り下げていきます。放送は毎週土曜日、21:00から21:30です。是非お聞きください!

 

【放 送 局】 FM OSAKA(85.1)

【番 組 名】 「LOVE+RED」

【放送時間】 毎週土曜日 21:00から21:30

【番組URL】 http://lovered.jp/

厚生労働科学研究費補助金エイズ対策政策研究事業

「HIV感染症及びその合併症の課題を克服する研究」

看護の日のイベント2015

2015.06.01

エイズ看護プロジェクトでは、HIV/AIDSについて正しい知識と予防の取り組みとして、5月9日に大阪医療センター附属看護学校で行われた看護の日のイベントに参加してきました!

 

ブログ図1ブログ図2

 

世界や日本におけるHIV/AIDS患者の動向、疾患や治療についてパネルの展示と解説を行いました。参加者の方は、足を止めて真剣に話を聞き、質問も時折されており、HIV/AIDSに興味を持ってもらえる機会となりました。

また、今年は、性感染症が拡大していく様子について実験形式をしました。初対面の参加者同士がお互いに声をかけあいながら透明の溶液を交換(知らずに他者と性交渉をもつ)し、試薬を追加すると一見同じ透明溶液に見えても、薬液が混じっている溶液は色調が変化する実験です。結果、たくさんの参加者が色調の変化をおこしました。実際にHIV感染が拡大していく様子を体験することで、参加者からも驚きの声とわかりやすかったなどのうれしい声が聞かれました。

今後も、皆さんが興味を持ってもらえるように、情報発信していきたいと思います。

 

文責:エイズ看護プロジェクト 東 政美

「レッドリボンニュース」発刊

2015.03.04

レッドリボン1

レッドリボン2

 

 

まだまだ寒い日も続いていますが、桜が咲くのを待つばかりの季節になりました。

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

私達はあっという間に過ぎた1年を振り返り、新たな年度に移り変わる準備をしている毎日です。

 

エイズ看護プロジェクトでは、今年度もHIV/AIDSの基礎知識を身につけるために、プロジェクトメンバーが中心となり、各部署での勉強会や院内・院外の研修会を開催し、少しでも多くの方に理解して頂けるように啓発活動を実施してきました。啓発活動の中で今年度新たに取り組んだ内容として大阪医療センター附属看護学校で開催された看護の日のイベントや、院内で開催しているアドベンチャーホスピタルでHIV/AIDSに関する基礎知識として疾患や治療、感染予防について等の展示を行いました。また、病院スタッフ向けの啓発として、「レッドリボンニュース」を発刊しました。このレッドリボンニュースはHIV/AIDSに関する動向や基礎知識、コラムなど様々な情報が入手できるものになっています。

 

安心した医療や看護を提供するためにも、私達医療者が正しい知識を持つことが大切ですので日々努力をしています。今後も更に充実した活動を行っていけるように努力したいと思っていますので、是非皆さまからのご意見・ご感想など聞かせて頂けると嬉しいです。

 

 

                         エイズ看護プロジェクト副委員長

                                    苅山有香

 

 

 

 

 

 

 

 

12月1日の世界エイズデー取り組み

2015.01.05

ブログ

 

 12月1日の世界エイズデーに合わせ、当院でもエイズに関する正しい知識等についての啓発活動を目的として、病院1階に展示をしました。多くの方の目に触れることで、HIV感染症やエイズのことを正しく知って頂いたり、検診を受けるなど何か行動を起こすきっかけとして頂けたらと思います。

 

 今日のHIV治療法の進歩により、エイズの原因ウイルスであるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染したHIV陽性者は、完治はできなくても、健康な人と同じくらいの寿命を生きられるようになってきました。それに伴ってHIV陽性者が社会で安心して生活できるよう、職場や学校、医療機関など生活のあらゆる場所でHIV・エイズ対する差別・偏見の解消を図り、環境を整えることが一層重要となっています。

 そのためには、患者・感染者のみならず、その周囲の人々の正しい理解が必要なのです。

 

 私たち大阪医療センターのエイズ看護プロジェクトもますます一層の学習・活動を重ね、今後とも精進していきたいと思っています。

 

エイズ看護プロジェクトメンバー 道川・大塚