2014年09月19日

エイズ看護プロジェクト 院内勉強会

7.14エイズ看護プロジェクト院内勉強会

 

7月14日、エイズ看護プロジェクト主催のHIV/AIDS基礎知識について、院内勉強会を開催しました。当センター看護師53名の参加がありました。
HIVコーディネーターナースの東看護師より、HIV/AIDS患者の背景と支援について、感染症内科の渡邊医師に疾患や診断、治療についての内容をご講義いただきました。
HIV/AIDS患者は増加傾向にあり、どの病棟でもHIV/AIDSの患者様への看護介入が行える必要があります。
今回の勉強会で、HIV/AIDSの拠点病院で働く私たちが知っておくべき基礎知識について学ぶことができたので、得た知識を病棟スタッフに伝達・共有し、HIV/AIDS看護を深めていきたいと思います。

 

エイズ看護プロジェクトメンバー 看護師 今塩屋貴美

2014年08月04日

マンガ「青い薬」の紹介

1青い薬

2青い薬

 

  
 私は本屋に行くのが大好きです。先日本屋に行った際、「青い薬」という題名のフランスのマンガを偶然発見しました。今回はこの本の紹介をしたいと思います。
 この本はフランス人でBD(バンドデシネ;フランス語で漫画)作家である作者の彼女がHIV感染者となり、その事実を作者に告白し病気を受け入れ人生を共に歩んでいく過程を描いた半自伝的作品です。表紙はフランスらしくすごくポップでおしゃれな感じです。しかし内容は非常にリアルで、私は読み終えてから、主人公と彼女が病気に対して苦しみながらも前向きに受け止め歩いていく姿に泣いてしまいました。絵自体は全編白黒で、筆のようなタッチで荒々しく描かれており、それが一層リアルさを増したように感じさせます。日本の漫画に読み慣れている方ならもしかすると(個人的な意見ですが)絵が少し雑ですし、翻訳なので表現が少し堅苦しく、読み進めるのが難しいことがあるかもしれません。でも漫画でHIVについて取り上げたものは日本では非常に珍しいですし、HIVの患者さまを一番そばで支えるパートナーの本音がよく描かれていると思います。
 私はこの本から、生きるということや病気にこんなにも深く向き合い、決断をしている人もいるんだと思いました。これからもこのような患者さまに対し、身体面だけでなく精神的なサポートもしていきたいと感じました。私は、この気持ちをプロジェクトのメンバーとして病棟スタッフや他の方にも伝えたいと思い、今回この本の紹介をしました。機会があれば、一度読んでみて下さい。

エイズ看護プロジェクトメンバー    長澤朋子
2014年07月29日

地域密着型研修会開催

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7月12日に福岡県にある粕屋医師会訪問看護ステーションにて、地域密着型研修を行いました。

研修会には近隣の訪問看護ステーションからもお集まりいただき、合計16名の参加がありました。

講演終了後の意見交換やアンケートからも、地域の医療を支える皆さんの意識の高さを感じました。

今後、HIV患者の支援には地域の協力が不可欠です。

その連携の一歩となる研修会になったと思います。

2014年07月14日

HIV/AIDS看護師研修(初心者コース)開催

研修会


6月16日、17日にエイズ看護プロジェクト主催のHIV/AIDS看護師研修 初心者コースを開催しました。この研修は、基礎的な知識を学習する機会であるとともに、日本エイズ学会認定看護師の学会指定の研修会となっています。エイズ看護の経験が少ない方やコーディネーターナースを目指す方など、院外19名、院内12名の合計31名の方が参加下さいました。

 


私たちは、当センターでエイズ看護プロジェクトのメンバーとして活動しています。この度は、HIV/AIDS看護師研修 初心者コース開催担当者の一人として準備に携わりました。当日は私たちも講義を聴講しました。専門病棟以外ではAIDS患者の入院はわずかですが、HIV感染症を既往にもつ患者の入院はあります。講義の中でもありましたが今後増加していくと考えられます。すべてのスタッフが同じレベルの知識を持って看護を実施できるようにする必要があると感じました。

 


研修会終了時にアンケートでたくさんの貴重な意見や感想をいただきました。次回は9月に研修会の開催を予定していますのでいかしていきたいと思います。
参加者の方々が、研修での学びを他のスタッフへ伝達して、HIV/AIDSの患者さんの看護の知識を深まることを願います。今後私たちも、HIV/AIDSの基礎知識の普及や予防活動を行っていきたいと思います。

 

                       エイズ看護プロジェクトメンバー

看護師  平井久美子 金子友香

 

2014年07月03日

HIV検査普及週間

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6月1日~6月7日は、HIV検査普及週間でした。HIV感染は検査を受けないと感染がわからない病気です。エイズ看護プロジェクトでは、検査普及と予防啓発として、病院1階ロビーにHIV/AIDSの感染経路や抗体検査、予防についてポスター展示を行いました。また、検査をどこで受けられるか分かるように検査案内やHIV感染についてのパンフレットなどを置き情報発信を行いました。

   ロビーを通る患者さんやお見舞いに来られた方など、足を止めてポスターを見たり、パンフレットや案内を手に取ってみたりと興味を持っていただけたようでした。

   少しでも多くの方に、HIV/AIDSの正しい知識を持っていただけるように、予防啓発のためにこれからも活動を続けていきたいと思います。

エイズ看護プロジェクトメンバー    新田さやか

 

 

 

 

2014年06月25日

高齢者等介護施設のためのHIV/ エイズ研修会 開催のお知らせ

研修会のお知らせ

平成26年9月4日(木) 大阪府医師共同組合本部ビルにて、「高齢者等介護施設のためのHIV/エイズ研修会-知ることからはじめよう-」の研修会が開催されます。ぜひご参加ください。詳しくは、下記URLをご覧ください(haart-support ホームページ)。

厚生労働省エイズ対策研究事業 「HIV感染症及びその合併症の課題を克服する研究」班

研修会のお知らせ http://www.haart-support.jp/workshop.htm

2014年06月10日

院内講演会開催

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6月5日、抗HIV薬、最近では抗HBV薬の開発の世界的第一人者、満屋裕明先生を大阪医療センターにお招きし、院内講演会『日本の医療イノベーションと創薬:HIV-1感染症に対する治療薬開発の努力から』が開催されました。

満屋先生は、紫綬褒章、慶応医学賞など多数受賞されている世界的に著名な先生であり、たいへん貴重なお話をお聞きすることができました。

2014年05月29日

看護の日のイベント

エイズ看護プロジェクトでは、予防啓発の取り組みとして、HIV/AIDSについての正しい知識を広めるために、5月10日に大阪医療センター附属看護学校で行われた看護の日のイベントに参加してきました!

 

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前日からの準備では、看護学生の皆さんからお手伝いの温かい声をかけていただき、一緒に素敵な飾りつけをすることができました。

 

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 看護の日のイベントでは、HIV/AIDSについて患者の動向や疾患や治療、感染予防についてなどパネルの展示を行いました。ブースでは、来てくれた学生が患者さんの服用されている薬の実物見本を実際に手に取り、その形や大きさ、治療開始当時の服用量の多さに驚いていました。また感染予防方法としてコンドームの豆知識の説明や様々なコンドームの紹介と配布では、少し恥ずかしそうに話を聞いたり、照れ笑いしながら受け取ったりする場面もありました。

 パネルの解説では、真剣に話を聞いてくれて、質問もあり、HIV/AIDSに興味を持ってもらえる機会となりました。これからも、正しい知識や予防について情報発信できるように取り組んでいきたいと思います。

エイズ看護プロジェクト 東 政美

 

2014年03月14日

平成25年度 エイズ看護プロジェクト 活動報告

プロジェクトブログ写真

 私は、当センターで感染症内科病棟の看護師長としてまた、エイズ看護プロジェクトの委員長として活動しています。

 今回は、平成25年度のエイズ看護プロジェクトの活動報告をしたいと思います。

 本年度より全部署にプロジェクトメンバーが配属され、院内でのHIV/AIDS看護の実践力を高めること、ブロック拠点病院として中核拠点・拠点病院、一般医療機関での研修を実施し 看護実践能力の向上と連携を強化することを目的に1年間活動を行いました。

 HIVの基礎知識についてなど、部署毎に応じた勉強会をプロジェクトメンバーが中心となり実施しました。また、院外研修のHIV/AIDS看護師研修では、9・10月初心者コース・11月応用コースを実施し、各コース約60名の参加がありました。また、訪問看護師研修を平成26年1月に開催し、HIV陽性者の支援に関して幅広く学習する機会を得ることができました。

 2月28日のニュースで、厚生労働省のエイズ動向委員会は昨年新たに報告されたエイズウイルス(HIV)感染者と患者は過去2番目に多い計1546人(速報値)だったと発表されました。保健所などでの検査件数は1万6400件(前年より5165件増加)で昨年11月に献血による感染がみつかったことをきっかけに、検査を受ける人が増えている様子です。

 今後も安心した医療・看護を提供していけるよう、プロジェクトメンバーとともに、HIV/AIDSの基礎知識の普及や予防啓発活動をしていきたいと思っています。

 またより多くの施設で、HIV陽性者の支援に取り組んでいけるよう、研修企画・運営していくとともに、HIV陽性者支援の輪が、地域全体に広がっていくよう努力していきたいです。

文筆:エイズ看護プロジェクト委員長

増田 雅子

2014年03月04日

レッドリボン

レッドリボン 消化器内科に勤務して4年目HIVプロジェクトメンバー1年目、今年度情報発信グループで活動している田所です。

 

 今回レッドリボン(赤いリボン)について書きたいと思います。

 

 レッドリボンは、もともとヨーロッパに古くから伝承される風習のひとつで、病気や事故で人生を全うできなかった人々への追悼の気持ちを表すものでした。この“レッドリボン”がエイズのために使われ始めたのは、アメリカでエイズが社会的な問題となってきた1980年代の終わりごろでした。このころ、演劇や音楽などで活動するニューヨークのアーティスト達にもエイズがひろがり、エイズに倒れて死亡するアーティスト達が増えていきました。そうした仲間達にたいする追悼の気持ちとエイズに苦しむ人々への理解と支援の意思を示すため、“赤いリボン”をシンボルにした運動が始まりました。この運動は、その考えに共感した人々によって国境を越えた世界的な運動として発展し、UNAIDS(国連合同エイズ計画)のシンボルマークにも採用されています。

 

 レッドリボンは、あなたがエイズに関して偏見をもっていない、エイズとともに生きる人々を差別しないというメッセージです。

 

 私たち、HIVプロジェクトメンバーもこのレッドリボンをつけています。HIV/AIDS感染者、その家族や支援者の少しでも力になれればと考えています。このマークをつけているスタッフを見つけましたら、お気軽に声をお掛け下さい。

文責 : 田所 知美

引用 : http://redribbonlive.net/